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自作マネキンに両腕を!イライザ、ガラテア造形プロジェクト終了か?

2016年6月5日

お気に入りのヘッドマネキンに樹脂製トルソーをつなぎ合わせ、写真撮影に利用すべく造形を図ったことはこれまでいくつかのアーティクルでご紹介した。ただし残念なのは両腕がないことだった。手が必要な時は別のマネキンから一部を借りて済ませていたが今般その両腕が揃った...。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

例えバストアップの写真を撮るにしても手が利用できれば表現の幅が広がるし演出にもバリエーションが増えると考え、何とか使いやすい両腕を作れないかを模索してきた。

まず映り込むのは手首から先だが、これはアップに耐えうるものでなければならないと一番の拘りを持って探し回ったあげく、実際に女性の手(手首から先)を型取り、シリコンで成型したというアイテムを見つけた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

実際に手にしてみると片腕 684gと重いのが難点だが、ビジュアルとしてはこれ以上のものはないだろうと思わせるリアルなもので満足…。これをどのようにして腕の長さを造形しトルソーの肩から提げるかが問題で2週間ほどいろいろと試行錯誤して考えた結果、木管とスマホスタンドなどとして販売されているクネクネ足を繋ぎ腕とすることに…。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

問題はシリコンと木の筒部分を実用に耐えうる強度でつなぐ方法だが、接着剤程度しか思い当たらない。しかしシリコンの接着は難しいと以前どこかで聴いたことがあるし、シリコン同士ならまだしも面積の小さな木管と接着できるような接着剤はあるのか…と探してみた。

 

これまた調べて見るといまはとても良い接着剤が多々開発されていることがわかった。結局セメダイン社製2種類の接着剤を手に入れることにした。ひとつは木管とABS樹脂製のクネクネを接着するために超多用途を謳っている「セメダイン・スーパーXクリア」を、そしてシリコンと木管を接着するためにと「セメダイン PPX」という瞬間接着剤だ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「セメダイン・スーパーXクリア」は特に心配していなかったがプライマーと接着剤で構成されている「セメダイン PPX」で問題のシリコンと木管が接着できるかという点だったが、まずはやってみるしかない...。

 

「セメダイン PPX」の使い方だが、プライマーをシリコン側の接着部位に塗る。ちなみに木管側には塗ってはいけない。続けて接着剤を片面に塗り圧着すると数秒から数分で固定されるが、力が加わらないようにしたまま約30分放置すれば実用強度になるという。私は念のため一晩放置してみたが、意図的に引っ張ったりはしないものの木管部分を持ち上げても684gのシリコン製の腕は剥がれない。大したものである!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ということで2本の木管と関節部分およびシリコンの手の長さを実際の腕の長さになるように調節して各部を接着、そして肩側のクネクネをマネキンのボディ、すなわちトルソーの片下に穴と切り込みを入れて抜けないように吊り下げれば完成だ。

このままでは腕の太さといった実在感に乏しいので必要なら発泡スチロールなどを巻くこともあり得るが、これで強度的に問題ないのであれば私が理想とするイライザ、ガラテア造形プロジェクトはひとまず終了となる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ともあれまだ理想にはほど遠いものの、ここに至るまでには随分と時間がかかった。それにしても少しずつ形になっていく物作りは愉快である。

 

 

 

とりあえず両腕も揃った。やっとここまでたどりついた!

超リアルな両手を入手

端材となった木管と切断後のクネクネ足

接着剤も進化している!

舞台裏はこんな感じだ...

写真映りとしては上出来だ

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