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刃を折らずに使うカッター「ORANTE(オランテ)」

2016年11月20日

プラスの「ORANTE(オランテ)」という折らずに使うカッターを買ってみた。カッターはかなり使う方で、例えば机上のほぼ前面を良質のカッターマットで覆っているほどだ。常用しているカッターはOLFAの一般的な製品とプラスの大きめの製品だが、共にカッターの刃は使い続けたら先端を折れば新品の刃先の切れ味が期待できるというものだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さてプラスの「ORANTE」だが、少々変な名だと思ったら「折らない」という言葉をアレンジしたものだという。そういうばそもそも前記したOLFAというメーカー名は「折る刃」から取ったというから面白い。

ともあれこれまで一番良く使うのは前記のプラス カッターナイフL CU-005という全長が172mmほどある大きめの製品だ。ラバーグリップ採用が滑りにくくそして握った感じも良いしLサイズの刃は厚みもあり、少し力を入れる必要があるときにも撓まず安心して使えるからだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今般ツイッターなどで「折らないカッター」として「ORANTE」という製品情報が目に付いたこともあり、カッターナイフを常用するひとりとしてはどのようなものなのかを試したくて買ってみた。

この「ORANTE」最大の売りは「折らなくても良いほとせ長持ちする加工刃」にある。

ひとつは錆に強いステンレス製の刃であること、二つ目に刃に凹凸表面加工と前面フッ素コートを施したことで例えば梱包財の粘着テープなどを切ってもベタつきにくいこと、そして三つ目にL判のカッターと同じ0.5mm厚の刃なので丈夫で撓みにくいという利点がある。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さらに安全面にも留意した設計であり、オートロック、チャイルドロック機能の他、持ちやすく力を入れやすい指かけリングがあったりストラップホールも付いている。

安全面という点で最大の改良は新方式の「安心替刃」にある。替刃はホルダーに収納されており、交換時にもそのホルダーごと交換・破棄ができるため刃に触れることがないという。

 

ということで実際に替え刃の交換などを体験してみた。刃の交換も簡単だ。

まず刃先を引きスライダーを完全にキャップ側にし、チャイルドロックを外す。そしてキャップを抜いた後、刃を固定しているストッパー部位を押し込みながらスライダーを押し出せば替え刃はホルダーおよびスライダーごと抜ける。

続いて替え刃ホルダーとスライダーを分離し、新しい替え刃ホルダーにスライダーを装着してカッター本体に戻せばOKだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この間、確かにカッターの刃先に触れることはないので安全だし、破棄する際にもホルダーから取り外すことなく捨てることが出来るのでこれまた面倒がなくてよい。

そして実際に数度、さまざまな紙やダンボールなどを切ってみたが確かに刃が厚いこともあり撓みにくい。

 

ただしひとつ疑問が残る。そもそもカッターナイフの刃先が折れるようになっているのは何の為なのか...。それは無論使用していると粘着性のものを切ったから云々はともかく刃物だから切れ味が悪くなる。そしてある種のカット作業においては刃先の切れ味が結果の良し悪しを決めることもあるからして、新しい作業をする際には必ず刃先を折ってから開始することにしているほどだ。

「ORANTE」に求められるのも切れ味であることは間違いないはずだが、刃に凹凸表面加工と前面フッ素コートを施したとしても切れ味が次第に鈍くなるのを防ぐことはできない。

 

ということは刃先の切れ味が鈍くなったら、これまでのカッターは刃先を折ればまた新品同様の切れ味を期待できたものの「ORANTE」は刃全体を変えることになるわけだ...。要はカッターの刃渡り全体を使う用途はそんなあるとは思えず、コストパフォーマンスからすれば従来の製品の方が優れていることにならないか。それともカッターで鉛筆を削るとか、木工や紙細工で刃渡り全体を使うことが多々あるのだろうか。

 

ちなみにカッターの刃の製造工程など知る由もないが、「ORANTE」の刃はすべて露出すると42mmほどだが、それこそ「ORANTE」の一般的な用途を思えば刃は刃先から15mmほどあればよく、後は刃加工しない方がより「ORANTE」の目的に合致し、より安全性にも寄与するのではないかと思うが...。

 

無論これらはカッターナイフをどう使うかに依存するわけだから一概に決めつけることはできないものの、ともあれ「ORANTE」の新しい発想には敬服するし使いやすいことも事実だ。日々愛用し続けてみたい。

 

 

PLUSの折らないカッター「ORANTE」と替え刃

愛用のPLUSのカッターナイフL CU-005(上)とOLFAのXA-1(下)

一番下が「ORANTE」の刃、折り目の溝がない一枚物だ

まずはキャップを外す

替え刃ホルダーとスライダごと外した後、スライダーを分離したところ。替え刃交換はこの逆だ

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