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第2回 「プログラマ三人展 Macintoshの匠たち '92」開催

1992年の夏も盛りになった頃、札幌支店主導を謳ったプライベートイベント、「Macintoshの匠たち」の第2回目の企画に入った。札幌支店のスタッフからは「今年も是非やりましょう」という要望もあったからだが、この些か変わったイベントは確かに面白いと私も思ってはいたもののこれは遊びではない…。

 

会社のプログラマーを”匠” と称してアピールし、その成果であるオリジナルアプリケーションおよび企業名を広く告知し、売上げに貢献するというのがそもそもこのイベントの役割だった。そしてどうしても本社の影に回ってしまい日常は目立たない札幌支店の意欲向上に役立てばよいと考えたが故の昨年のイベントだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

確かに意欲はそれなりに向上したにしても残念ながら実績…すなわち新製品としてのアプリケーションがゴロゴロと生まれるはずもない(笑)。そして札幌という大都市でのイベントであっても東京で開催するイベントとは比較にならないローカルさはどうしようもないことも事実だった。

このイベントにより新聞に載ったりもしたがそれらは一時的な認知にすぎず、札幌ならびに北海道地域の売上げが大幅に向上することはなかったしもともと望めることではなかった。本来なら日々毎日のよりよい努力が重要なことはいうまでもなかった…。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

とはいえ私の心づもりは3年は無条件で続けてみようと考えていた。効果が即現れるはずもないし、なによりも札幌支店の心意気がどのように変化し多少でも実績に表れるであろう事を願って…。

ただスタッフの「今年もやりましょう」という話しに一言釘をさしておいた。それはイベントは多くの予算が必要となる。成果もなく未来永劫続けられるわけはないことは勿論、心しなければならないことは惰性で続けることの危うさであった。

 

ともあれ準備も進み、1992年の10月15日と16日、昨年と同じ「デラ・ファーストビル」3階の「デラ・ホール」にて「プログラマ三人展 Macintoshの匠たち '92」の開催にこぎづけた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

無論こうしたイベントは逆立ちしても我々だけで成り立つものではないし、より広く来場者を集めたいがため、そしてイベントの魅力をより際立たせるために地元の企業や大手の応援も必要だと痛感していた私たちは後援企業ならびに協力企業をセレクトさせていただき文字通りの協力を求めた。

 

ちなみに協力企業は地元中心だがキヤノン販売(株)ゼロワンショップ札幌店および札幌北口店、(株)Too札幌営業所、北海道オフィスマシン(株)、(有)アップ、(株)ハイパーネットワーク、日本タイプライター(株)札幌支店、道央キヤノン事務機販売(株)の協力が得られた。これらをあらためて見れば当時の我々がキヤノンといかに親密だったかがわかる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それ以上に後援企業を振り返って見ると超マイクロ企業、それも起業してからの実績が2年にも満たない我々だったにもかかわらず時代に後押しされ注目を浴びていたことがわかる。なぜならこの後援企業に名を連ねたのはアップルコンピュータ(株)、キヤノン販売(株)札幌支店、そしてソニー(株)だった…。

現在でも同様だが、アップルは他社のイベントなどに後援企業として名を連ねるのを明確に嫌っていたしキヤノンやソニーにしても取引先ではあったが我々とは格が違いすぎた(笑)。にもかかわらずソニーは快くお馴染みの担当者の方々をイベントに派遣してくれた。

 

いま思えば我々はずいぶんと生意気な会社だったのかも知れないが、こちらがお願いしたからといって簡単に協力や後援を許してくれるような柔な会社たちでない。それができたのは時代とは言え我々の提供したソフトウェアがこうした大手メーカーにとっても必要不可欠だったからに他ならない。

したがってというべきか、イベント自体は明るくフレンドリーなものをと考えたがどちらかといえばビジネス色も強いイベントでもあり、三人のプログラマーたちは皆スーツとネクタイ姿で2日間のイベントに臨んだ…。

 

 

 

会場は昨年と同じ「デラ・ファーストビル」3階の「デラ・ホール」

会場受付のディスプレイ

お手伝いいただいたソニーの岡山さん、デザイナーの八木さんと共にスタッフ一同

ミニセミナーも満席状態が続く(上)。別途展示コーナーも用意した(下)

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