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1994年度 Apple Japan Developers Conference開催

1994年という年も我々マイクロ企業にとっては波に乗った1年だった。ただし後から振り返れば些かマンネリに陥りつつあったように思うし欠点というか企業の脆弱な部分が少しずつ目立って来る時期だったのかも知れない。しかし勢いに乗った私たちは前進するしかなかったし実に多忙だった。

 

1994年5月27日、御茶ノ水にある山の上ホテルで第四回のNifty-Serve FMACCGオフラインを開催した。総勢40名を越える常連の方々やMacFan編集長らが出席された。加藤直之さん、駄場寛さんそして遠くは琵琶湖のほとりからの有田さんや奈良からのSAKOさんも参加いただき賑やかで楽しいひとときを過ごすことが出来た。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

6月8日には私の会社が堺屋太一氏代表の「マルチメディア教室・アジア塾」に協賛した。そのコンセプトに賛同し協賛企業として参加いたわけだった。

 

そうえいえば当初コンシューマー向けのビデオ編集ソフトとして開発した「MOMENTO」だったが、ソニー側の強い要望もあり業務用の標準方式となっていたBETACAMをサポートした「MOMENTOPro.」を開発するが、6月16日と17日の両日、ソニー札幌ビルでMOMENTO Pro.が展示され大勢のお客様にご来場いただいた。そしてポトマック社の堀さんと菅原さんがわざわざ展示説明のために駆けつけてくださった。

なおソニーは同社のSystem& Solutionをご覧いただくため「Picture Communication '94」と名付けたイベントを北は札幌から南は九州まで以下の予定で展示会を開催しすることになり「MOMENTO Pro.」もその中に参加していた。

 

・6月23日/24日 仙台市青年文化センター 交流ホール

・6月28日/29日 東京 TEPIAエクジビジョンホール

・7月4日/5日   名古屋 グランドスクエアクレール

・7月7日/8日   大阪  マイドームおおさか Aホール

・7月12日/13日 広島市 NTTクレドホール

・7月20日/21日 福岡サンパレスホテル パレスルーム

 

さて、6月14日と15日に横浜「パシフィコ横浜」において'94 Appleデベロッパーコンファレンスが開かれた。このイベントはWWDC(世界開発者会議)の日本版といったものだったが現在は開催されていない。

私たちも札幌支店からプログラマ2人、東京本社から私と副社長Kの 4人が泊り込みで参加し会場に続いている横浜グランド・インターコンチネンタルホテルに13日の夜に入った。翌朝からのコンファレンス参加に備えるためだ。

 

初日の14日は4つの会場を使い、全部で12のセッションとデベロッパーバトルロイヤルそしてパーティがあり、特別基調講演はアップル・フェローのスティーブ・キャプス氏が行った。それはMacintoshの誕生秘話などを含む魅力のある話だったが、特にAltoのマウスやMACWORLD誌の創刊号などミュージアム・アイテムになっているような実物を見せてくれながらの講演はその当時からApple II、Macintoshを使っていた私たちには懐かしいひとときだった。

 

午後早々に始まったSystem7.5の全貌と題するプログラムには当社のプログラマ M.Tがドラグ&ドロップの例として「たまづさv2.0」を壇上でデモした。その他、最新の情報...例えばOpenDoc、QuickDrawGXなどのセッションが用意されていたが、特に面白かったのは各セッションより14日のパーティと平行して開催された「デベロッパ・バトルロイヤル」と題された企画だった。

これはWWDCで行われているものの日本版をやろうということで実現したそうだが、アップルのDTSという技術部門の人達とNIFTYのFMACPROでお馴染みのシスオペ、サブシスオペ各氏が前方にずらりとならび、参加者からの質問を受けつつ万一答えられなかったものがあったら質問者に賞品を出すという企画だった。

とは言っても堅苦しいものではなく、回答者たちもそれぞれビールなどを飲みながらの進行だったから和気藹々といった感じ。

 

二日目の3時30分ころからの「PowerMacintoshへの移植と最適化」と題するセッションではアップルからの解説の後に実際の好例として当社のKがポイントを実際のソースコードを解説しながら説明した。

そうそう、いまでも印象に残っている出来事してはデベロッパ・コンファレンスの参加者全員にNewton英語版が配られたことだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

すでに購入し持っている私などにはあまり感激はなかったものの会場のあちらこちらでNewtonを使っている人達がいて、けっこう得した気分を味わっていたようだ。

このNewtonの受取は決められたカウンタに首からぶらさげているネームカードにキスマークのスタンプを押してもらうという粋なものだった。

そういえばこのデベロッパ・コンファレンスという催し物は目的がはっきりしているもののここのところかなりマンネリ化し参加費用も高いのでいまひとつ盛り上がりにかける気がしていたことを思い出す。

 

 

御茶ノ水にある山の上ホテルで第四回のNifty-Serve FMACCGオフラインを開催

JDC参加者にNewton MessagePad 英語版が配布された

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