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はじめに

 Macintosh専門のソフトウェア開発をミッションとして1989年に起業した私だが、そのユーザーサポートはすべて電話によるものだった。僅かではあったがハガキや封書で質問をいただくケースもあったものの現在のようにインターネットや電子メールなどなかった時代、とにかく机上の電話はよく鳴った…。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

我々の規模ではサポート専用の電話など設置できるはずもなく代表電話番号ひとつで外部からのアクセス全てをまかなっていた。勿論それらの電話連絡にはアップルジャパンをはじめクライアントの担当者からの電話もあったわけだが、対応が難しいのは一般ユーザーからの問い合わせや質問の電話だった。いや、難しいという意味は当時まだまだパーソナルコンピュータという代物が何物であるかをよく知らないまま手にするユーザーが多かったこともあり、その依頼事は支離滅裂、無理難題、時に非常識きわまりない電話がままあったのだ。

 

 我々が販売したソフトウェアに関する質問やトラブルの問い合わせには勿論真摯に対応した。なにしろサポート専門の人材はいないため、開発者自ら電話口に出て対応するのだから問題の解決はスピーディだったはずだ。勿論私自身もそのサポートの電話口に出たし会社唯一の営業マンでもあったから、自分の椅子を温める暇もなく全国を駆けずり回ってMacintoshとソフトアウェアを知ってもらうための努力をしていた。

 本編はそんな黎明期に実際に経験・体験した非常識きわまる困った人たちの物語である。無論実話である。題して「Macintosh非常識100物語」とタイトルを付けたが、このアイデアはすでに20年も前から温めていたものだ。ときおり経験する可笑しな、あるいは抱腹絶倒、困惑する体験をメモし、折を見てご紹介できたら面白いのではないかと考えていたがその多くは飛散し忘れてしまった…(笑)。したがって100個は無理だろうが、語呂がよいのでそのままのタイトルで思い出す数だけを順次ご紹介していきたい。

 

 

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