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時代小説「首巻き春貞(十) 戌の満水」公開

2018年9月13日

期間限定無料配布開始!
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「首巻き春貞(三)御金蔵破り」はこちら 「首巻き春貞(四)炎上」はこちら
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「首巻き春貞(十)戌の満水」をお届けする。

本巻はこれまでと違い、脱稿に四か月近くかかってしまった。

後に「戌の満水」と言われるようになった江戸期最大の寛保水害の実態を調べるのに時間がかかったという理由もあるが、余談ながら3Dプリンターと格闘する時間が多かったからでもある。

 

さて、先の台風二十一号や北海道における大地震をとってみても科学や技術が進歩した現代とはいえ自然の猛威はマンションの壁面や家屋の屋根をボール紙のように引き剥がし、橋を流し車でさえダンボール箱のようにひっくり返す。

それが木と紙でできていたといわれる江戸期の家屋や町となれば被害が桁違いに大きなことになるのは誰しもが想像できるだろう。

多くの人たちが死に、そして生き残った者たちはもとより、復興に心血を注いだ者たちも血を吐くような苦しみを味わうことになった。

ただし歴史を多少なりとも学んでいるとそのやり方はともかく、往時の権力者たちは現代日本で国政を預かっている者たちより格段に災害や不幸と真摯に真っ正面から取り組んでいたと思われる。

昨今の世の中を垣間見れば、言うまでも無く江戸時代と比べ科学技術は格段に進歩をしたものの国を治める者たちの意識や志は桁違いに地に落ちたと思わざるを得ない。

現代における我々の不幸は自然災害以上に政治家たちの自分本位、情のなさ、そして無知無能さに機縁するのではないだろうか。

 

さて、話しは小説に戻るが、長らく主人公春貞を支え軍師として活躍した公儀御庭番の弥三郎が亡くなった。

誰にせよ自分で生み出した人物を小説とは言え死に至らしめるのは気が進まないが世代交代も大切だし不老不死はあり得ない。

ともあれ第十巻も楽しんでいただければ嬉しい。

 

                             多摩市の自宅兼仕事部屋にて

                             2018年9月9日  松田 純一

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                               2018年9月13日刊

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