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時代小説「向島診療所異聞(一)首巻き春貞外伝

2019年9月2日

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「首巻き春貞 江戸暦(一)蘭学事始異説」はこちら

「首巻き春貞 江戸暦(二)決闘」はこちら

第十六巻「首巻き春貞江戸暦(二)決闘」を書き終えたとき、これで時代小説は終えようとも考えた。しかしこの約二年の間、毎日頭のどこかで江戸向島にある松平春貞の屋敷や小石川養生所に思いを馳せていたからそれがある種の習慣になり、完全に放棄できないというか、忘れようにも忘れられない存在になってしまった。

面白いと言っては語弊があるが、自分で作り出した人物たちが血肉を持った実在の人たちのように思えてそうそう簡単に別れることができなくなったというべきか…。

 

ともあれ、書き続けるにしても普通主人公が亡くなればそれで物語は終わるはずだが、自分で創作してきた幾多の人物の行く末も気になって結局春貞が亡くなった後を書いてみようと思い立ち、今般の「向島診療所異聞(一)首巻き春貞外伝」となった。したがってこれまでのストーリーをある程度知っていないと何のことか、分からないあれこれも出てくるに違いないので、もし本編からお読みになられた方がいらしたら是非旧作にもお目を通していただきたいと願う。

 

ところで本編で苦労したのは老いた者たちの人生をどのように納めようかということと新しい人物の創造であった。

なにしろ享保七年というから一七二二年十二月から物語をスタートさせたから本編後半まではなんと六十五年も経っていることになる。その間幾多の登場人物を作り出してきたがずっと若いままでいるわけには行かない…。

今回は屋敷の登場人物として無くてはならない男と考えてきた留吉を亡くすことになったが、創作した本人としても大変気に入った人物だっただけにどんな死に方をさせるかに苦心した。

なにしろ物語を綴りながら作者が涙ぐんでいるのだから世話はない…。

 

また反対に松平藤九郎という剣豪が生まれたしまだ幼児だが松之助という子供の姿もちらほらする屋敷となった。

また気が向けばこの続きを書いてみたいと思うが、一方まったく新しい物語を創作してみたいという気持ちも膨らんでいる。

ともあれ「首巻き春貞」は文字通り筆者のライフワークとなってしまった。お楽しみいただければ嬉しい。

                2019年9月 東京都多摩市、自宅兼仕事部屋にて

 

                                 松田 純一

 

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                           2019年9月2日 一刷発行

 

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